陶芸体験

インターンの武蔵です。紫波町saasa工房の米屋沙麻里さんをお呼びした陶芸体験がありました。7人の生徒さんが参加し、それぞれ思い思いに土に向き合う時間になりました。
こういう形を作りたいんですよね!、こういう風にできました!みてください!と盛り上がったり、みんな無口にもくもくと集中したりという時間が流れました。
印象的だったのは、講師の方がお皿と湯呑の作り方をレクチャーしてくれたのですが、生徒さんたちは、お皿や湯呑という形にとらわれず、発想豊かに、頭の中にある作品を、目の前につくりあげていっていることでした。むしろ”陶芸を用いた作品作り”という感じで、みんなの発想力に驚かされました。手の込んだ細かい作品も沢山生まれました。
講師の方も「ろくろを使ってなかったね!」と驚いていました。
自分の思うような形にならないなぁ…と何度も、丸団子から粘り強くやり直している、生徒さんもいて、頭の中にあるイメージを形にするのにこだわれる機会って、普段あまりないな、「こだわってもいいんだな」と自分自身も一緒に体験させて頂きながら感じました。生徒さんも感じていたのかもしれません。
土を触ると、人は子どもの時の自分に戻ることができて、豊かで素直な表現につながる、という考え方が心理学にはあった気がします。私も無事に童心に戻り、お酒を飲むおちょこを完成させる事ができました。

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