スタッフの菅原です。今日の午前は、高校生の総合の時間として、津軽三味線奏者の藤原翼さんをお招きし、芸術鑑賞と仕事観や藤原さんの経歴、その時々で考えていたことなどをお話していただきました。
三味線を見るのが初めての生徒も多く、大きさや重さ、値段の高さにびっくりしておりました。実施後のアンケートでは「とにかくかっこよかった！」という声が多く、プロの演奏を身近で見ることができた興奮が伝わってきました。
また、職業講話では、三味線一本でやっていこうと決めた時の話や、コロナ禍でも自分の技術を保つ熱意を伺うことができました。これから「仕事」について考えていく高校生にとって、また一つ、生き方のバリエーションを感じることができたのではないでしょうか。
また、年齢を重ね、大会で「優勝したい」という思いが、自分のため、から、今自分が教えている生徒さんのためにも‥という気持ちに変わってきているというお話もとても心に残りました。
終了後に三味線を実際に触らせていただいた時には
「これは何でできているんですか？」
「どうしてこの指で弾くんですか？」
とたくさん質問も出てきて、興味津々な生徒たちでした。
これからもたくさんの人の生き方と触れて、オリジナルの人生を描いて行ってほしいと思いました(^^)
